フッ素洗口で虫歯予防
フッ素洗口法とは?
歯を溶かす酸へのエナメル質の抵抗力を強める働きがフッ素にはあり、歯の表面に塗ったり洗口することにより虫歯を予防する効果があります。萌出してすぐの歯ほど効果が高いです。
フッ素洗口とは、ブラッシング後フッ素を用いて毎日洗口(うがい)する虫歯予防法です。ご家庭で簡単にできる方法です。
フッ素洗口とは、ブラッシング後フッ素を用いて毎日洗口(うがい)する虫歯予防法です。ご家庭で簡単にできる方法です。
フッ素洗口の方法は?
- 1日1回(できれば寝る前)食後のブラッシングをした後、5~10mlの洗口剤で30秒間ブクブクうがいします(その時誤って飲まないように注意してください)。
- 洗口後は、溶液を吐き出し30分~1時間程度飲食しない。
- 水でうがいをしないでください。
自分でブクブク洗口できる年齢になったら実施していただきます。
フッ素の安全性は?
洗口できれば口の中にフッ素が多少残っていても問題はありません。
フッ素の予防効果は?
フッ素洗口法 | 40~60% |
フッ素入り歯磨き剤 | 10~30% |
歯面塗布 | 10~30% |
ブラッシングのみ | 10~20% |
しかし、フッ素洗口は完璧な虫歯予防方法ではありません。
- おやつのとり過ぎ、ダラダラ食いをしない。
また、ジュース類、炭酸飲料をできるだけ摂取しない。 - 食べたらきちんと歯磨きをする。
- 歯を丈夫にする食べ物をたくさんとること。
- きちんと噛む(ゆっくり噛む)こと。
予防歯科/デンタルリンス
フッ素塗布で虫歯予防
フッ素塗布で虫歯予防・抑制
進行した虫歯は自然には治りません。だから虫歯にならないための予防が大切です。「フッ素」を使って歯の質を高める予防法が効果をあげています。具体的には以下の方法があります。
- 水道のフッ素化
- フッ素歯磨き
- フッ素塗布
- フッ素洗口(うがい、口すすぎ)
フッ素塗布
フッ素の虫歯抑制効果を利用したもので、歯に直接塗布することによって虫歯の予防を図るという方法です。萌出して間もないほど予防効果は大きいです。
塗布方法には、綿球法とトレー法があります。
フッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士の専門家が行います。
塗布方法には、綿球法とトレー法があります。
- 綿球法は、綿球に塗布液を含ませ、歯に軽く押し当てて塗る方法です。
- トレー法は、トレーの中に液をしみこませた綿やティッシュなどを入れ、これを噛んでいただき歯に塗る方法です。
フッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士の専門家が行います。
予防歯科/フッ素塗布