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2017/04/19
歯周病と口臭の関係

家族や友人との会話や仕事場での会議など、ふとした時に口臭が気になったことがある方も多いのではないでしょうか。

呼吸や会話のときに口から出る息がにおって不快に感じるのが口臭です。しかし、口臭は自分ではなかなか気付かないものです。

 

口臭の分類

1、生理的口臭

起床時や空腹時、過度な緊張状態によるストレスにより、唾液の分泌量が減ることで引き起こされる口臭です。

普段は唾液の抗菌・殺菌作用により口臭は抑えられていますが、唾液の減少によって口の中が乾き、細菌が増殖することで口臭が発生します。

生理的口臭は誰にでもある治療の必要のない口臭です。

 

2、病的口臭

病的口臭とは病気が原因で発生する口臭のことです。

鼻や喉、消化器系の病気、糖尿病などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上は口腔内に原因があることが明らかにされています。

病気の症状の一つとして発生している口臭のため、根本の原因である病気を治療することで改善できます。

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歯周病は悪臭の原因

口腔内に原因がある病的口臭には歯周病や虫歯、舌苔、口腔乾燥症などがあります。

その中で最も臭いが強く、最も多いのが歯周病です。歯周病とは、歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことです。
歯周病の原因菌の多くは歯周ポケットに潜んでいて唾液や血液、食べカスなどに含まれるタンパク質などを分解して口臭を発生します。

歯周ポケットとは歯と歯茎の境目にある溝のことです。その溝に汚れや細菌、膿が溜まり続け腐敗臭のような口臭が強くなっていきます。

定期的に歯科医院で洗浄することにより口臭の原因を除去することができます。

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歯周病はほとんど痛みがなく進行していきます。歯周病も口臭も自覚がないものです。

もし家族や周りから指摘を受けたら、歯周病の検査をすることをお勧めします。
歯周病を改善することは、口臭だけでなく口腔内や全身の健康にも繋がりますので、少しでも気になる方はぜひ受診なさってください。

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written by スタッフ
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