2017/02/24
歯の色について
歯の色は、先天的な因子と後天的な因子によって決まります。
先天的な因子とは… 生まれつきの歯の色のこと
歯を縦に切った断面の写真です。
一番表層にある硬い組織をエナメル質といいます。 エナメル質は、その歯の白さや透明感を決定します。
より内部にある組織を象牙質といいます。 象牙質は、その歯の色相や明度を決定します。
色相とは 明度とは
赤色、黄色などの色の差のこと 暗い黄色、明るい黄色の差のこと
後天的な因子とは… 生まれつきではなく、後から変わって身につくもの。生活習慣や虫歯など)
・歯の神経を抜いた歯は赤みがなくなってきます。
・虫歯になった歯は明度が低く、暗くなります。
・年を重ねるにつれ、歯の彩度は高くなります。
タバコや、ステインを多く含む嗜好品により、表面に汚れが付着し歯の見た目の色影響することもあります。