歯科外来診療環境(外来環)体制とは
『歯科外来診療環境体制』とは、歯科診療時の偶発症など緊急時の対応及び感染症対策としての装置・器具の設置などの取り組みを行っている体制のことです。
外来環を申請している歯科医院は、厚生労働省に対して「体制を整えています」ということを保証し、申請しているということです。
すなわち、患者さまから見れば、安心・安全な治療体制を整えている歯科医院として確認することができるのです。
外来環を取得済みの歯科医院は、全国的にも一割程度に過ぎません。
「水天宮前歯科医院」は、厚生労働大臣が定めた施設基準に適合している歯科医院です。
歯科外来診療環境の施設基準には【歯科外来診療環境(外来環)体制施設基準】
(1) 医療安全対策にかかわる研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること
(2) 歯科衛生士が1名以上配置されていること(非常勤であっても可)
(3) 緊急時の初期対応可能な医療機器(AED、酸素ボンベおよび酸素マスク、血圧計、パルスオキシメーター、救急 蘇生セット、歯科用吸引装置)を設置していること
(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるように、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること
(5) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底するなど、十分な感染症対策を講じていること
(6) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること
(7) 歯科ユニットごとに、歯の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できるように、
歯科用吸引装置等を設置していること
(8) 歯科診療にかかわる医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること
水天宮前歯科医院は厚生労働省の指定した安全基準『歯科外来診療環境体制(外来環)』をクリアした医院です
当院では患者さまに気持ち良く治療をお受けしていただくため、院内感染予防に万全の対策を取っております。
患者さまごとに器具、タービンなどすべてのものを滅菌処理し、使用いたします。もちろん、紙コップやエプロンもディスポーザブル(患者さまごとに使い捨て)です。
詳しくはタービンの滅菌や院内感染予防のページもご覧ください。